研究データ管理計画(DMP)作成支援
はじめに
研究データ管理計画(DMP)とは、研究データ管理責任者が、研究開始前に、具体的な研究データ管理方法を定めた計画を指し、「管理対象データの保存・管理方針」「公開・非公開に係る方針」「公開データの提供方法・体制」「公開データの想定利用用途」「公開データの利活用促進に向けた取組み」などを記載します。近年、国内の主要な研究助成機関では、研究助成申請時にDMPの作成が求められるようになりました。図書館機構は学内研究者のDMP作成を支援します。
京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」は公開データの保存先とすることができます。論文だけでなく、研究データの登録にもぜひKURENAIをご活用ください!
- 登録手順はこちらをご参照ください
研究助成機関のDMPに関する情報
主要な研究助成機関のDMPに関する情報を随時追加・更新します。
日本学術振興会(JSPS)科学研究費補助金
令和6(2024)年度以降に実施する新規及び継続を含む全ての研究課題においてDMP作成が必須です。
詳細は「科研費における研究データの管理・利活用について」をご覧ください。
様式・文書
- DMP様式例・記入例 (Excelファイル)
- 作成上の注意(PDFファイル)
科学技術振興機構(JST)
令和4(2022)年4月の改定で、「オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJSTの基本方針」に、JSTから研究助成を受けた「研究代表者等」が、研究を開始するまでにDMPを作成・提出することが明記されました。
様式・文書
- オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJSTの基本方針(PDFファイル)
- オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJSTの基本方針ガイドライン(PDFファイル)
* 「別紙」にJST共通メタデータ項目の掲載あり
日本医療研究開発機構(AMED)
平成30(2018)年5月以降、新規公募事業にDMPの提出が義務化されました。また、令和4(2022)年度からは、全ての委託研究開発事業の契約締結時、指定する一部の補助事業の交付申請時に、DMPの提出が義務化されています。
様式・文書
- AMEDにおける研究開発データの取扱いに関する基本方針、AMED研究データ利活用に係るガイドライン、データマネジメントプラン
- AMEDにおける研究開発データの取扱いに関する基本方針(PDFファイル)
- AMED研究データ利活用に係るガイドライン 2.1版(PDFファイル)
- (別紙1)データマネジメントプラン様式 Ver.5.0(Excelファイル)
- ※データマネジメントプラン記載要領(PDFファイル)
参考資料
- 内閣府「研究DX(デジタル・トランスフォーメーション)」
https://www8.cao.go.jp/cstp/kenkyudx.html - 統合イノベーション戦略推進会議「公的資金による研究データの管理・利活用に関する基本的な考え方」(令和3(2021)年4月27日付)
https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kokusaiopen/sanko1.pdf - 統合イノベーション戦略推進会議決定「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」(令和6(2024)年2月16日付)
https://www8.cao.go.jp/cstp/oa_240216.pdf - 関係府省申合せ「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針の実施にあたっての具体的方策」(令和6(2024)年2月21日付)
https://www8.cao.go.jp/cstp/openscience/r6_0221/hosaku.pdf
問い合わせ先
附属図書館 研究支援課 研究支援第三掛
E-mail: rs660 [at] mail2.adm.kyoto-u.ac.jp