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研究データを公開する際には、適切なデータリポジトリを選ぶことが大切です。

データリポジトリの選び方

データリポジトリには、分野別リポジトリ機関リポジトリ汎用リポジトリといった種類があります。
研究助成機関や論文投稿先にデータリポジトリに関するポリシーがあれば、それに適合したデータリポジトリを選ぶ必要があります。
また、ご自身の研究分野に、広く認知されている分野別リポジトリがすでにあるなら、そこを第一の選択肢とするのが適切と言えます。
そのような分野別リポジトリがない場合、データリポジトリを選ぶ際に一般的に考慮すべき点は、たとえば以下のようなものがあります。

  • 長期的な保存が保証されているか:少なくとも論文発表後10年の保存は必須です。
  • DOIのような永続的識別子が付与されるか:DOIが付与されると、データが引用されやすくなります。
  • どのような権利管理、ライセンス付与ができるか
  • どの程度の費用がかかるのか:データセットあたりやギガバイトあたりの利用料金はいくらか
  • データはどこに保管されるのか:保管されるサーバが物理的にどこにあるかによって、適用されるデータ保護法が異なります。
  • データへのアクセスや利用に関するポリシーがあるか:データリポジトリのポリシーが開示されているかどうか。
  • 提供元に自律性、信頼性があるか:提供元はどのような組織か。

Data Repository Selection Decision Tree for Researchers in the Earth, Space, and Environmental Sciences (Enabling FAIR DataCommunity, Ruth Duerr, Danie Kinkade, Michael Witt, & Lynn Yarmey. 2018)は、選び方の一つの参考になります。

CoreTrustSeal

CoreTrustSealは、データリポジトリの信頼性認証の仕組みです。CoreTrustSealを持つか否かは、データリポジトリ選択時のポイントの一つとなります。

分野別リポジトリ - データリポジトリを探せるサイト

  • re3data
    データリポジトリの検索サイト。分野、データタイプ、国などで検索することができます。CoreTrustSealなどの国際認証を受けているかどうかもアイコンで分かります。
  • Data repositories (The Open AccessDirectory)
    データリポジトリの分野別ディレクトリ。簡単な説明付き。

ほか、出版社が推奨リポジトリを紹介していることもあります。

機関リポジトリ - 京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」での研究データ公開

京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」は、京都大学の構成員であれば、どなたでも登録できる京都大学の機関リポジトリです。2019年6月の運用指針改定により、「各種研究成果物の根拠となる研究データ」の登録も可能になりました。まずは下記までご相談ください。

お問い合わせ先

附属図書館 学術支援掛
denjo660 [at] mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

留意事項

KURENAI」は、現時点でCoreTrustSealによる認証を受けていません。研究助成機関や論文投稿先の要件として、認証が求められている場合は、ご留意ください。

図書館機構では、KURENAIの認証取得を検討していきます。

汎用リポジトリ

分野に関わらず、幅広いデータを登録できます。

など。

などで比較できます。ただし最新の情報ではない可能性がありますのでご注意ください。

参考

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