【注意喚起】悪意ある出版団体等によるなりすまし被害に注意ください
「自分が書いたのではない論文が自分の名前で学術誌に掲載されている」との事案がSNSに投稿され、波紋が広がっています。当該論文は生成AIによって作成されたものと推定されています。捏造の意図は明らかになっていませんが、粗悪学術誌出版社が、名のある研究者の著作を掲載していることを装うことによって自誌の品質について印象操作を行っているのではないかとの見方もあります。
参考(解説記事):
生成AIで日本人の研究者かたり論文捏造か、収入目的の海外サイト「ハゲタカジャーナル」に掲載 https://www.yomiuri.co.jp/national/20241120-OYT1T50136/
科学知識の流通は常に虚偽と偽造の脅威にさらされています。AIによる論文創作技術により、未知の手口の不正行為が今後また新たに生じてくる可能性もあります。
- 自分が、悪意ある他者のなりすまし被害に遭っていないか
- 自分の関与する学会やその刊行誌等が、悪意ある他者のなりすまし被害に遭っていないか
※「生存圏研究所の学術誌『Sustainable Humanosphere』を名乗る偽雑誌について(https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2020-04-15)」等参照) - 善意でひきうけた査読・編集委員就任によって、悪意ある他者の不正行為に加担・助力することになっていないか
など、研究活動を取り巻く関係団体の真正性・信頼性になお一層留意し、被害者、あるいは間接的な加害者にならないよう情報の把握と確認をお願いします。
[図書館機構]
[2024/11/25 投稿]
サービスを再開しました→【緊急メンテナンス】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ(2024年11月25日)
※メンテナンスを完了し、サービスを再開しました(2024/11/25 13:30)。
緊急メンテナンスのため、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは現在サービスを停止しています。
メンテナンス作業が終了次第、サービスを再開します。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、あらかじめご了承ください。
【附属図書館】冬季長期貸出サービスを実施します
以下の日程で、冬季休業期間にかかる長期貸出サービスを実施します。
<冬季長期貸出について>
返却期限日 : 2025年1月8日(水)
対象資料:附属図書館の開架図書および書庫内図書(雑誌は除く)
期間:
書庫内図書 : 11月28日(木) ~ 12月7日(土)
開架図書 : 12月14日(土) ~ 12月24日(火)
冊数:通常通り
貸出更新(延長):可(次の予約がない場合)
※貸出更新にはMyKULINEをご利用ください。他の利用者が予約した場合、延滞図書がある場合は更新できません。
【附属図書館利用支援課】
【法学部図書室】書架に在る図書を予約できる「在架予約」サービスを始めます
法学部図書室では11/15から書架に在る図書を予約して取り置きできる「在架予約」サービスをはじめました。
・24時間申込可能:
24時間MyKULINEからオンラインで申込ができます。
読みたい本が既に決まっていれば、図書室が開いていない時間帯でも在架予約しておくことで、必要な資料を効率的に入手できます。
・柔軟な受け取り時間:
開室時間中はいつでも受け取れます。在架予約した資料の確保通知メールが届きましたら、お好きな時間にお越しください。
取り置き期間は7日間です。
※開室スケジュールをご確認ください
・リアルタイム予約管理:
MyKULINEから在架予約の進捗をリアルタイムで確認できます。
状態が[準備中]であれば、MyKULINEからキャンセルも可能です。
在架予約方法はポスターをチェック!
※「一時帯出可」「帯出不可」や雑誌など一部対象外資料がございます。
これらの資料の取り置きを希望する場合は、これまで通りフォームからお申し込みください。
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/lawlib/ja/services/circulation/2131-2
【図書館機構】2024年度京都大学図書館機構講演会「研究データの持続可能なライフサイクル構築へ向けて」
2024年度京都大学図書館機構講演会は、国際シンポジウム「研究データの持続可能なライフサイクル構築へ向けて」を開催します。
Research Data Management in Canadian Contextを2023年に刊行するなど先進的な取り組みをみせるカナダの事例をもとに、研究データの保存・共有・活用を可能にする持続的なライフサイクルの構築を検討します。その上で、研究者・図書館員・アーキビストがライフサイクルの各時点で、どのような役割を果たしていけばよいのかを考えます。
なお、本シンポジウムは文部科学省「オープンアクセス加速化事業(令和5年度人工知能等社会実装研究拠点事業費補助金)により実施します。
主催:京都大学図書館機構
共催:京都大学総合博物館・京都大学大学文書館
1. 日時:2025年1月16日(木) 13:30-17:50 (開場12:30)
2. 会場:京都大学芝蘭会館 山内ホール(アクセスマップ)
3. プログラム
13:30-13:40 開会挨拶 永盛克也(京都大学図書館機構長)
13:40-14:40 講演① A History of National Research Data Management Efforts in Canada
Stephen Marks(University of Toronto Libraries)
14:40-15:40 講演② Digital Preservation for Research Data: Efforts at Borealis
Julie Shi(Ontario Council of University Libraries)
15:40-16:00 休憩
16:00-17:00 講演③ 明日のための研究データの保存:GakuNinRDMのアプローチ
込山悠介(国立情報学研究所)
講演④ 研究データの長期保存に関わる機能群を対象としたオープンソースソフトウェアの比較
南山泰之(国立情報学研究所)
17:00-17:20 コメント 青木学聡(名古屋大学)、西岡千文(京都大学情報環境機構)
17:20-17:50 質疑応答
総合司会 北村由美(京都大学附属図書館)
※逐次通訳あり
※動画を講演会終了後に「京大図書館きこうチャンネル」で公開する予定です。
4.対象:研究者・アーキビスト・大学図書館員をはじめ研究データ管理に関心がある方(一般公開)
5.参加定員:60名(申込先着順)
6.参加料:無料
7. オプショナルセミナー:当日午前中に実施します。参加希望の方は申込時に「希望する」を選択してください。
10:30~11:30 長期保存の概念的枠組みであるOAIS参照モデルの概要(日本語のみ)
橋本陽(京都大学大学文書館)
会場:京都大学附属図書館3Fライブラリホール(アクセスマップ)
8.申込方法:下のWebフォームからお申し込みください。
URL: https://forms.gle/G7uYxk4gyZdGex8d7
申込締切: 2025年1月10日(金)17:00
※定員に達した場合、期限より早く〆切となる可能性があります。
※障害がある方など、参加にあたり特別な配慮が必要な場合はWebフォームからお知らせください。
9.問い合わせ先:京都大学附属図書館総務課総務掛
e-mail: soumu660[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp