資料検索

京都大学所蔵資料を探す

京大所蔵資料、契約電子ブック・ジャーナル等をまとめて検索できるデータベースとして、京都大学蔵書検索KULINEを公開しています。
京大で契約している外部データベースについてはデータベースリストからご利用ください。
また、京大の貴重資料や学術成果については、KULINEとは別にそれぞれデータベースがあり、KULINEにも部分的に連携しています。

所蔵資料・電子ジャーナル・電子ブック

京都大学蔵書検索KULINE
京大の図書・雑誌・電子ジャーナル・電子ブック・貴重資料画像・学位論文を検索できます。
京大で利用できる資料を探したいという時はまずはKULINEをご利用ください。

KULINE使い方動画:便利な機能を説明
電子リソースへのアクセス:電ジャーナル・電子ブックの利用には設定が必要です。
「蔵書・論文+」タブ(Discovery):論文名検索・他データベースとの横断検索が可能
KULINEで検索できない資料:附属図書館3Fのカード目録を利用
KULINE休止中に京都大学の蔵書を検索したいとき

データベース

データベースリスト
学内で利用できるデータベースを分野別・主題別・アルファベット別に一覧できます。
KULINEからは検索できません。(KULINEもデータベースの一種)

データベースから検索した資料を利用するには:
1)検索結果から京大ArticleLinkerアイコンをクリック
2)「本文」ボタンが表示された場合:そのまま論文本文を閲覧
 ※電子リソースへのアクセス:論文が契約資料の場合は認証の設定が必要です。 3)「本文」ボタンが表示されない場合:紙所蔵の検索や他機関からの取寄せ
 ※ArticleLinkerのページ中の「役立つリンク」から操作いただけます。

電子ジャーナル・電子ブック(分野別、DOI等)

電子ジャーナル・電子ブックリスト
電子ジャーナル・電子ブックはKULINEからも検索可能ですが、このリストでは、DOIやPubMedID、アルファベット別、分野別等でも検索することができます。)

貴重資料

京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
貴重な古典籍・古文書を始めとする京大所蔵の学術資料を電子化し、公開しています。KULINEからも検索可能です(資料区分を貴重資料画像に絞り込むことで検索できます))

京都大学の学術成果

京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」
京大の教育・研究成果(学術雑誌掲載論文、学位論文、紀要論文など)を発信する論文アーカイブです。
収録データのうち博士論文はKULINEからも検索可能です。(資料区分を学位論文に絞り込むことで検索できます。利用については後述「学位論文」の案内をご確認ください。)

他機関の所蔵資料を探す

他機関の所蔵資料も図書館間のネットワークを活用して利用することができます。
また、近年はデジタルアーカイブでオンライン公開されている資料も増えています。
KULINEで求める資料が見つからない場合、検索の範囲を広げてみてください。

全国の大学図書館

CiNii Books
全国の大学図書館等の所蔵資料を検索できます。
※KULINEの他大学検索タブでもCiNii Booksのデータを検索でき、検索結果から文献依頼を直接申請することが可能です。

国立国会図書館サーチ
国立国会図書館の資料の利用申込のほか、都道府県立図書館や政令指定都市立図書館の所蔵資料の検索、全国の公共・大学・専門図書館や学術研究機関等が提供する資料やデジタル資料の検索を行うことができます。(連携データベース一覧

上記で検索できない図書館所蔵については、国立国会図書館リサーチ・ナビ>蔵書目録が参考になります。

海外の図書館

WorldCat
世界中の図書館の資料情報を検索できる総合目録です。
インターネットリソース、論文等、多様な資料を検索できます。

デジタルアーカイブ(国内)

国立国会図書館デジタルコレクション
国立国会図書館で収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できるサービスです。
このデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手困難な資料は閲覧も可能です。

・図書館・室内端末で閲覧:対応する図書館・室
・個人のPC・スマートフォン等で閲覧:国立国会図書館の利用登録

ジャパンサーチ
図書館だけでなく文書館・美術館・博物館なども含む国内各種機関のデジタルアーカイブを横断検索できるプラットフォームです。(連携機関一覧
書籍・公文書・文化財・美術・人文学・自然史/理工学・学術資産・放送番組・映画など、様々な分野の多様なコンテンツを検索・閲覧・活用することができます。

デジタルアーカイブ(海外)

海外のデジタルアーカイブについては国立国会図書館のリサーチ・ナビで詳しくまとめられています。

国立国会図書館リサーチ・ナビ>アジアの文化機関のデジタルアーカイブ(中国・台湾・韓国)
国立国会図書館リサーチ・ナビ>欧米の文化機関のデジタルアーカイブ

また、京大図書館での参考調査業務において活用場面が特に多いものを参考として挙げます。

HathiTrust Digital Library
米国の大学図書館等(60機関以上)で共同運営するデジタルアーカイブ

Europeana
EUの文化機関(2000機関以上)のデジタルアーカイブを横断検索できるポータルサイト

Gallica
フランス国立図書館およびその提携機関(約300機関)等のデジタルデータを収録

Internet Archive
全世界のインターネット情報のアーカイブ。(webページ約8000億点、ソフト約100万点、動画約1000万点、音声約1500万点 等)

資料別探し方ガイド

図書 論文 学位論文 新聞 和古書・漢籍 科研費報告書 企画 特許 統計 企業 法令

図書

1)京大・他大学の所蔵資料、京大の契約電子ブック
京都大学蔵書検索KULINE
学内および他大学図書館の所蔵検索:本を探すならKULINE【図書館機構作成動画】
電子ブックも検索可能:KULINEから電子ブックを読むには【図書館機構作成動画】
Maruzen eBook Library(丸善)、Kinoden(紀伊国屋)、
京大で契約している電子ブックの一部を検索・閲覧できます。全文検索が可能なため、タイトル等の書誌情報だけでは探せない資料もヒットします。
2)公共図書館・海外の資料の検索

国立国会図書館サーチ
KULINEでは検索できない公共図書館の資料を検索できます。
WorldCat
海外機関の所蔵資料を検索できます。

論文

1)日本の論文:CiNii Research
日本の論文を探そう CiNii Research【図書館機構作成動画】※要ECS-ID/SPS-ID
2)海外の論文(全分野):Web of Science
クイック・レファレンス・ガイド 【Clarivate Analytics社 提供】
京大での電子リソース利用にはブックマークレットの設定が必要です。
詳細は 電子リソースへのアクセス をご確認ください。
3)海外の論文(医学):PubMed(京大専用入口)
基礎から学ぶPubMed の使い方 【医学図書館提供】
京大専用入口からアクセスすると 論文本文(PDF/HTML)へナビゲートするツール「 京大ArticleLinker 」が表示されます。

学位論文

1)京都大学の学位論文
京都大学蔵書検索KULINE
「学位論文」に絞り込んでの検索が可能です。(詳細検索で資料区分を設定、または検索結果をデータ種別で絞り込み)
検索結果の一部は、京都大学学術情報リポジトリKURENAIで要旨や本文が公開されています。
公開されていない場合、原紙(冊子)の利用を検討してください。

原紙の利用について、附属図書館所蔵分は貴重書に準ずる取扱いをしていますので、事前の 閲覧申請 が必要です。
各図書館・室所蔵分についても申請が必要な場合がありますので、HP等で事前にご確認ください。
博士学位論文の保管・運用状況 [学内の方]
博士学位論文の保管・運用状況 [学外の方]
2)国内の学位論文
…本項の記載は国立国会図書館の調べ方案内であるリサーチナビ( https://ndlsearch.ndl.go.jp/rnavi/kansai-kan/post_100044 )をもとに作成。
  • 1923年以降の学位論文すべての検索
    国立国会図書館サーチ>博士論文に特化した検索
  • インターネット公開分の検索・閲覧
    IRDB(国立情報学研究所)
    国内の機関リポジトリ内のコンテンツ(博士論文のほか、学術雑誌論文、研究紀要、研究報告書等)のメタデータを検索できる国立情報学研究所のサービスです。
    リポジトリに博士論文の全文や要旨が収録されていることがあります。
    CiNii Resarch
    国内の大学および独立行政法人大学評価・学位授与機構が授与した博士論文の情報を検索できる国立情報学研究所のサービスです。「博士論文」のタブで検索できます。
3)海外の学位論文
データベース:学位論文
世界の博士論文を検索できるデータベースを京大契約データベースも含めてまとめています。
リサーチ・ナビ(国立国会図書館の調べ方案内)>海外博士論文(インターネット情報源)
国立国会図書館の調べ方案内では、地域別・国別にデータベース等がまとめられています。

新聞

1)新聞を探す
特定の記事を閲覧したいのではなく、まずは時代別、業界・分野別、地域別にどのような新聞があるのかを知りたい、という場合
リサーチ・ナビ(国立国会図書館の調べ方案内)>特定のテーマに沿って新聞を調べる・探す
リサーチ・ナビ(国立国会図書館の調べ方案内)>新聞や新聞社について調べる
2)特定の記事を探す
読みたい新聞が決まったら、または特定の読みたい記事がすでにある場合
※記事名ではヒットしないこともあるため、掲載紙名、掲載年月日の情報も重要です。
※「オンラインデータベース→京大紙所蔵→学外」の順で探すと効率的です。
※新聞社や図書館等が提供する検索サービスも活用するとより漏れなく検索ができます。

和古書・漢籍

古典籍・漢籍などの場合、KULINEで検索できないこともあります。国書データベースや全國漢籍データベースも活用してください。
・古典籍の場合:国書データベース
全国の国書を検索できるデータベースです。
検索結果の著作詳細画面の「国書所在」に、「京大」や「京大●●」とあれば、学内の図書館・室で所蔵しています。
参考:レファレンスガイド(国書の探し方) / [日本語 ] 2024.3.21.update.
・漢籍の場合:全國漢籍データベース
全国の漢籍を検索できるデータベースです。
京大では人文研と文学研究科の資料の情報を中心にが収録されています。
検索結果の各行末尾に赤字で京大とあれば学内で所蔵しています。
KULINEでも全國漢籍データベースでも検索できなかった資料については、参考調査の申込みフォームにてご相談ください。
参考:レファレンスガイド(漢籍の探し方) ※詳細な説明あり
・利用について(古典籍・漢籍)
以下の参考調査の申し込みフォームからご相談ください。
※国書データベースや漢籍データベースのURLもご記入ください。
※諸事情により現在は所蔵していない可能性もあります。図書館員がカード目録等を確認の上、実際の所蔵状況を確認します。

なお、京大の和古書・漢籍の一部は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブでデジタル画像が公開されています。コレクションごとの説明などもありますので、ぜひご活用ください。

科研費報告書

1)検索する
KAKEN:科学研究費助成事業データベース
2)閲覧する
…本項の記載は国立国会図書館の調べ方案内であるリサーチナビ( https://ndlsearch.ndl.go.jp/rnavi/kansai-kan/post_205003 )をもとに作成。
  • 2007年度終了分以前の研究成果報告書(冊子体)
    国立国会図書館関西館や研究代表者所属機関などで閲覧可能です。
    数十から数百ページの分量で、対外的な発表論文なども含む形式が一般的です。
    ※一部の研究種目(例えば若手研究など)には提出義務がなく、報告書がないケースもあります。
  • 2008年度終了分以降の研究成果報告書(データベース)
    KAKEN:科学研究費助成事業データベース上で閲覧可能です。
    報告書は4から6ページ程度の簡易なものです。
    ※原則として冊子形態の報告書はなくなりました。
3)閲覧する(京大所蔵分)
「1986年以降の研究で代表研究者が京大教員のもの」はおおむねを附属図書館で所蔵。
KULINE:研究科題名、課題番号、代表研究者氏名、請求記号「科研*」などで検索可

規格

リサーチ・ナビ(国立国会図書館の調べ方案内)>規格
官報情報検索サービス(学内限定) …JISの異動の都度、その情報が官報に掲載されます。

特許

データベース:特許 [学内限定あり]

統計データ

データベース:統計・数値データ [学内限定あり]
リサーチ・ナビ(国立国会図書館の調べ方案内)>統計の調べ方:基礎編
リサーチ・ナビ(国立国会図書館の調べ方案内)>統計の調べ方:過去編
リサーチ・ナビ(国立国会図書館の調べ方案内)>統計の調べ方:応用編
リサーチ・ナビ(国立国会図書館の調べ方案内)>統計

企業情報

企業情報の調べ方(経済学研究科・経済学部図書室)

法令資料

法例を探す(法学部図書室)
判例を探す(法学部図書室)

資料検索のポイント

ここまで、学内・学外の資料検索方法や、資料別の検索方法を案内しましたが、最後に資料検索全般におけるポイントを整理して紹介します。

「なんとなく検索しているけど自信が無い...」「もっと効率的に検索したい」等、検索方法の見直しをしたい方は参考にしてください。

検索方法 検索ツール 入手・活用 調べ方の調べ方

検索方法

1)キーワードで検索を行う
キーワードを整理してから検索を行うことで計画的な検索をすることができます。
また、データベースの機能を活用してより高度な検索を行うことができます。
  • キーワードを選ぶ 辞書で定義を確認: JapanKnowledge Lib(辞書データベース)等
    類義語、上位語、下位語、関連語を確認: JapanKnowledge Lib JSTシソーラスmap
  • データベースの機能を活用する
    「専門的な項目での絞込機能」「検索履歴の掛け合わせ機能(高度な検索式の作成)」
    など、データベースごとに様々な機能を活用することができます。
    検索機能については各データベースのヘルプで説明されています。
    データベースによっては図書館の 自学自習コンテンツにも解説資料があります。
2)いもづる式検索

自分が読んだ文献の参考文献リストから次に読む文献を探す方法です。
参考文献リストに掲載された書誌情報を適切に読み取ることが重要になります。
参考文献リストの見方 / [日本語]2017.3.24.update. /? [English]2017.3.24.update.

・巻号(Vol, No.)に関する記載があれば雑誌、URLの記載があればウェブサイト、など文献の種類を見分けましょう。
・Ibidは直前に挙げられている文献と同文献、op. citは既に挙げられている文献と同文献のことを指します。
・雑誌は省略名で記載されていることがあります。正式な名称が分からない場合でも、KULINEやCiNiiでは前方一致で検索できます。(例:Am* J* Transport* … *をつけて前方一致検索)
・Proceedings of ~やPaper presented at~といった記載があるものは会議録や会議資料です。 ...等
3)図書館の棚を見る(ブラウジング)
京都大学には40以上の図書館・室があります。利用の前に場所や開館日程をご確認ください。
参考)京大図書館シン・マップ

図書館では分類にしたがって資料を排列しています。
棚を見ることで類似資料を探すことができます。

なお、京都大学での分類は以下の通りです。
・NDC…全国の図書館で一般的な分類。京大でも採用館・室が多い。
 例)3類 社会科学>310 政治>317 行政>317.2 行政組織・行政機構
 ※十進分類。小数点以下は「.1→.12→.2」の並び順
 ※参考)NDC Navi https://ndcnavi.i.omu.ac.jp/
NDLC…国立国会図書館の分類。附属図書館で採用。  例)A 政治・法律・行政>A311 行政・行政法>A331 行政組織
 ※アルファベットで大分類、数字で細分化。
・その他独自分類…図書館・室によって独自に付与しているケースがあります。
 例)京都帝国大学図書館和漢書分類法
 第二門 法律 政治>2-22 行政法 行政裁判
KULINEでは仮想書架ボタンで棚の前後20冊を確認できるほか、所蔵分類での詳細検索や、書誌分類での絞り込みも可能です。

検索ツール

学術情報の検索にはデータベースが有用です。 Google等の検索エンジンとは異なり、特定の資料群を意識的に検索することができます。

大学に入って当初から使う機会が多いのはKULINEやCiNiiですが、「学習度に応じて海外論文の横断検索を行えるWeb of Scienceを使ってみる」あるいは「自身のテーマにあった分野別データベースを使ってみる」というように様々なデータベースを活用していってください。
例)「KULINE(学内資料検索)→CiNii(国内資料検索)→Web of Science(海外論文横断検索)、分野別データベース等」

データベースにはCiNiiのような無料のものも多くありますが、京大で契約して提供しているものも約100種類あります。
京大所属者として使える貴重な学術リソースですので、ぜひご活用ください。(京大契約データベースのリストおよび概要説明:データベースリスト

なお、データベースは対象データや目的によって様々ありますが、大まかには以下のように分類できます。

分野横断別データベース:CiNii、Web of Science等
学術情報を調べる上で有用な記事・論文の引用情報の参照機能等が充実しています。
分野別・主題別データベース:
分野・主題・コレクション内の資料群を高度な絞込機能で検索できます。
例えば、医学系では疾患別のフィルターがあったり、
経済系では企業コードでの検索が可能だったりします。
新聞データベース:
主要紙はデータベース上で閲覧できることが多く、紙より便利です。
個別の記事名で検索できるケースも多いです。
海外紙についても豊富なリソースが利用可能です。
所蔵検索データベース:
図書館や文書館等様々な機関が自館で構築をしています。
CiNiiやNDLサーチ等、国単位の統合データベースがそれらのデータを連携
していることが多く、統合データベースを活用して横断的に調べることが可能です。

    KULINEも所蔵検索データベースの一種であり、KULINEの中で他のデータベースを探すことはできません。KULINE以外のデータベースはデータベースリストからご利用ください。
    KULINEは複数の外部データベースと連携しているため、それらのデータベースの収録内容がKULINEでもヒットすることはありますが、データベースの存在自体はヒットしません。

    入手・活用

    本文入手の容易さ、効果的な資料の活用順など、一般的な情報をご紹介します。具体的な検索手順ではありませんが、一つの参考にしてください。

    1)本文入手の容易さ:
    「学内(電子→紙)→他大学→公共・海外」
    • 学内(電子):
      図書館・室を訪れる必要はありません。自宅からも利用可能なものが多いです。
    • 学内(紙):
      各図書館・室に訪れる必要があります。図書館・室の場所と開館日程を確認ください。離れた図書館・室の本は取り寄せることも可能です。
    • 国内:
      訪問利用を申し込むか、文献取寄を依頼することで利用できます。
      大学の場合、KULINEの他大学検索タブで資料の検索を行い、そのまま取寄依頼を行うことができます。
      公共図書館の場合、国立国会図書館のNDLサーチで全国の所蔵を確認することができます。
    • 海外:
      文献取寄も可能ですが、所要日数や必要金額が国内と比べて多くなる場合があります。オンラインでデジタル資料が公開されていないか確認することもお勧めします。
    2)効率的な活用順:
    「基礎知識(教科書・辞典・総説・review article)→最新知識(論文等)」

    研究成果は、論文として発表された後、評価が定まるにつれて図書・辞典といった形で出版されていきます。
    教科書・辞典・レビュー論文等で基礎知識をつけてから、最新の論文などを参照していくと効率的に理解を深めることができます。
    • 教科書:
      図書館室によっては、シラバス指定図書としてタグ付けしています。 KULINEにログインし、トップ画面のタグ一覧の公開タブから確認可能です。
    • 辞典・参考図書類:
      まずはオンライン辞書 JapanKnowledge Lib(契約DB)の利用をお勧めします。 90種以上の辞書・辞典類を一括検索できます。
      紙資料については、KULINEで検索可能ですが、参考図書に絞り込むことはできません。
      参考図書に絞って探したい場合は、①参考図書コーナーの棚を確認するか、②「国立国会図書館リサーチ・ナビ>参考図書紹介」等の外部ツールで検索してからKULINEで京大所蔵を確認するという方法があります。
    • レビュー論文(総説・review article):
      論文の中でもレビュー論文では研究の動向がまとめられています。 論文データベースでは、資料種別「総説」「review article」等で絞り込むことができることが多いです。

    調べ方の調べ方

    研究を進める中でそれぞれの研究者が習熟していく部分もあることは前提の上で、図書館によるトピックごとの調べ方案内も紹介します。
    国内で最も充実した調べ方案内として、以下があります。

    一方、京大の所蔵状況や利用方法も含めた案内として、本学では以下を作成しています。

    • 資料検索ページ(当ページ):
      リサーチ・ナビを参照しつつ京大所属者向けの説明を充実
    • データベースリスト
      京大で利用できる各種データベースの概要・アクセス方法を案内
    • 自学自習コンテンツ一覧
      図書館の学習・研究支援コンテンツ(KULINE利用動画、主要データベース講習会動画も掲載)
    • 各図書館・室のHP:
      各学部・研究科向けの情報源の案内が充実

    また、京大の図書館機構では、参考調査の申込みフォームを運用しています。 文献検索において困りごとがあれば、ぜひご相談ください。

    【附属図書館情報企画掛】 最終更新日:2024.6.17
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